わたし アドベントカレンダー 2日目
わたし アドベントカレンダーは、わたしがわたしのことをより良く理解するためのカレンダーです。この記事は12月2日に書かれ、12月5日に公開されました。
在宅ワーク一人メシのベスト・プラクティスの紹介。
とにかく作るのが簡単で野菜をたくさん入れられるということから簡素な常夜鍋に至った。作り方は以下の通りである。
- 鍋に水と出汁パックを入れ火にかける。
- 沸騰したら豚肉を投入する。パックから雑に入れてよい。
- 肉に火が通ったら冷凍のホウレンソウをざざっと投入する。
- しばらく待って完成。ポン酢をかけていただく。
手続きの数が少ない分、ひとつひとつにこだわることがポイントになる。まず出汁パックは良いものを使う。とはいえ茅乃舎や久世福商店は高級すぎる。我が家では、コストパフォーマンスに優れるのはコープのオジリナル商品の出汁パックのうち一番高いものという結論に至った。他に小豆島のマルシマというメーカーのだしの素も良いがやや塩味が濃いのが難点。
豚肉を一枚一枚丁寧に入れることは手間の観点から避けたい。そのため十分に薄くスライスされていて鍋の中で雑にほぐしてもあまり塊にならないことが求められる。オーケーストアの極薄切り豚ロースがベスト。同じ極薄切りシリーズでもバラはやや食感が劣る。コープのしゃぶしゃぶ肉は厚すぎる。ただオーケーの豚ロースには脂肪分が多いという問題があり完全無欠というわけではない。
ホウレンソウは旬の時期でない限りはカット済みの冷凍のものでよい。値段も栄養価もあまり変わらない。栄養価については季節外れの生のものより冷凍のものの方が良いという話すらある。
ポン酢はごくふつうの「味ぽん」で十分。「味ぽん マイルド」はイマイチ。妻は「馬路村のぽん酢しょうゆ」の方を好んでいるけれど僕は「味ぽん」の方が良いと思う。
昼に作っておいて汁が余ると、夜はそこに残った豚肉と味噌を投入することで豚汁にできる。豆腐と冷凍のゴボウとモヤシを投入することでボリューム感も出る。
これだけだと毎回同じ味になってしまう。「常夜鍋の名は、毎晩食べても飽きないことが由来」とのことなのでそれでも問題はないのだが、近年では手軽なソリューションが提供されている。それはエバラ食品のプチッと鍋シリーズである。同じ具材で手軽に味を変えることができる。
プチッと鍋シリーズでは1人前1個あたり水150mlが適量とされているがこれでは具材を煮るには足らない。しかしこの分量は実際には守る必要がない。ロジカルクッキングの水島シェフによれば塩分は全体の0.8パーセントが適量、勝間和代は0.6パーセントがよいとしている。たとえば「プチッと鍋 濃厚みそ鍋」に含まれる塩分は4.5グラムなので、水島式では具材と合わせて約550グラム、勝間式では約750グラムの水を使うことができる。一食の目安は400グラム程度、ご飯一杯が200グラム弱程度であることを踏まえるとこれは十分すぎるくらいの分量となる。
いかがでしたか?